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薬師瑠璃光如来
永仁2年(1294)
作者:播磨坊覚行 備前坊
像高:42.5c

薬師如来は東方の浄瑠璃世界の教主であるといわれています。薬師如来は「現在仏」であり生きている今この時点でご利益を授かることができます。私たちは三毒(むさぼり・怒り・無知)におかされている重病人であり、薬師如来は私たちの病を治してくれる医者であるといわれます。特に「薬師」という名の通り、身体の病についての十二願をたてられています。
例えば

一、「諸根具足」私がさとりを得るときには、身体にさまざまな障害を持つ人が、もしも私の名を聞いたならば、障害がすべて消え去り、身体がすこやかになるであろう。

二、「除病安楽」私がさとりを得るときには、もろもろの病におかされて、いかなる薬石もほどこしようがないほどの重病になっても、私の名を聞いたならば、もろもろの病がことごとく除かれるであろう。

と、願をたてられています。